雲から教わったもの

車の助手席から、ふと空を見上げたときのことです。
雲の形がワニに見えました。

きちんと、口の間に隙間もあり、口を開いているかのようでした。

目にあたる部分も丸く抜けていて、まるで絵に描いたようなワニでした。

暫く車を走らせると、先ほどのワニの角度が変わったのか、尻尾の長さが見えなくなり、童話に出てくるのうな、ちょっと可愛らしい狼の顔ような形に見えました。
同乗していた友人も、雲の形に賛同し、その後も面白い形の雲を見つけては何かに例えたり、「食べたら美味しそう」「あの雲は密度が濃そうだから乗れそう」等、想像を膨らませては、ワイワイ賑わいました。

何も物を使わず、想像し、話すことでこんなにも盛り上がり、楽しめるなんて、会話って面白いものだな、と改めて感じました。

そういえば、昔はよく母や兄弟と雲を見つめては形を連想したり、感想を話したりしたなぁ…。その中で、夏は入道雲、冬はいわし雲…というように、それとなく、季節の変化を目で感じたり、自然から教えてもらったりしました。また、普段の何気ない会話から教わったこともたくさんありました。

コミュニケーション不足と言われる今、私も子どもと何気ない話をたくさんして、会話を楽しんでいきたいなぁと思います。

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